「平家物語」の中に詠まれた和歌は百首ありますが、その中から40首を選んで和歌クイズとして紹介しました。平忠度(清盛の弟)は歌道に優れていました。都落ちのときには歌の師であった藤原俊成に歌集を託しました。文武にすぐれた忠度の死を敵も味方も惜しんで涙を流したと記しています。恋人への思い、故郷への思い…、どのような気持ちをこめて、誰がいつ詠んだ歌なのかを知ると物語の味わいも増します。ぜひあらすじや、人物エピソードとあわせてみてみましょう。