平家物語で詠まれる代表的な和歌 33

帰って来ることはできないだろうが、その堅田の浦で漁師が引く網の目にも水がたまらぬように、私の目からも、とめようもなく涙が流れるものだなあ。 (巻十二の三 平大納言被流より)
<歌集・作者>
平 時忠