平家物語で詠まれる代表的な和歌 09

さざ波の志賀(しが)の都と歌に詠まれたふるさとは、こんなにも荒れ果ててしまったけれど、ただ山桜の花ばかりは昔に変わらす咲いていることだ。 (巻七の十六 忠度都落より)
<歌集・作者>
「千載集」春
読人知らず(平忠度)