平家物語で詠まれる代表的な和歌 17

踏み分けてきた野辺の露、その露のようにはかなく消えてしまうこともできずに、思いもかけなかった里の月を見ることになったなあ。 (巻八の三 緒環より)
<歌集・作者>
平経正(平経盛の息子)
「月詣和歌集」に載る。