平家物語で詠まれる代表的な和歌 39

昔宮中におられた時は月にたとえて仰いだ君(女院)であるが、今大原の深い山辺の里ではその光もなく、暗くわびしい生活をしておられる。 (灌頂巻の五 女院死去より)
<歌集・作者>
徳大寺左大臣実定