平家物語で詠まれる代表的な和歌 35

この不便な山間の岩を踏んで誰が訪ねて来よう、楢(なら)の葉がかさこそと音を立てたのは、鹿が通るのだった。 (灌頂巻の三 大原御幸より)
<歌集・作者>
後白河法皇