清閑寺(京都)

  高倉天皇と小督  高倉天皇は、清盛の孫である安徳帝の出生によって無理やりに退位させられた天皇です。平家物語第6巻「新院崩御」では、わずか21歳で亡くなった高倉院が清閑寺にお祀りされたことが書かれています。また、ここには同じく第6巻の「小督」で登場する小督の局が、嵯峨野に隠れ住んでいたのを捉えられ、再び宮中に引き戻されたのち、高倉院の第二皇女を出産、その後、清盛によって無理やり出家させられた小督の方が、尼となって余生を送った悲劇の場所でもあります。


清閑寺本堂


小督 供養塔


高倉天皇陵
ここは、高倉天皇の寵愛をうけた小督局が平清盛によって尼にさせられたと伝えられる寺院です。 本堂のすぐ脇にこの供養塔が立っています。
清閑寺の裏側には、高倉天皇が祀られています。
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