清水寺(京都)

 
後白河院
 坂上田村麻呂によって京都東山に建立された清水寺。平家物語の第1巻では、「清水寺炎上」という段があります。 二条院の墓を移す時の額の順を巡って興福寺と延暦寺の間で争いが起こったとき、延暦寺の僧が京都に乱入すると、「後白河院が延暦寺に平家追討を命じた。」とのうわさが流れます。平家の一族はみな六波羅に集まり、後白河院も急いで六波羅に御幸なされますが、比叡山の衆徒は六波羅には押し寄せず、以前の仕返しに興福寺の末寺である清水寺を焼き払って、延暦寺に帰ってしまいました。


清水の舞台


清水坂


音羽の滝
清水寺の代表的な光景です。 上りつめたところが清水寺、下ると六波羅です。 この滝の水は音羽の山中から湧き出る清らかな水で、これが【清水寺】の名前の由来となりました。
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