以仁王(高倉)
平家物語の中で、宇治川、宇治橋が舞台になる箇所は主に2箇所あります。1つは第6巻の「橋合戦」「宮御最期」で、以仁王の令旨により、最初に源氏が立ち上がった合戦の場面です。もう1つは第9巻の「生ずきの沙汰」「宇治川先陣」です。「生ずきの沙汰」では、頼朝軍の将としての源義経と源(木曾)義仲が戦う場面です。義経に追い詰められていた義仲は宇治橋の橋板をはがして義経軍の進撃を阻止したといいます。
宇治橋と宇治川
橋の欄干
宇治川先陣の碑
ここで橋合戦、宇治橋合戦が繰り広げられました。
宇治橋の欄干、木製です。
1184年、宇治川を挟んで源氏どうし(義経と義仲)の戦いがありました。