旅の途中で見た芭蕉句碑 【おくのほそ道編】
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深川 草の戸も住替る世ぞひなの家
千住 行春や鳥啼魚の目は泪
黒羽 かさねとは八重撫子の名成べし(曽良)
黒羽 夏山に足駄を拝む首途哉
黒羽 野を横に馬牽むけよほとゝぎす
雲厳寺 木啄も庵はやぶらず夏木立
遊行柳 田一枚植て立去る柳かな
白河 卯の花をかざしに関の晴着かな(曽良)
白河 風流の初やおくの田植うた
須賀川 世の人の見付けぬ花や軒の栗
須賀川 風流の初やおくの田植うた
信夫 早苗とる手もとや昔しのぶ摺り
医王寺 笈も太刀も五月にかざれ紙幟
笠島 笠島はいづこ五月のぬかり道
岩沼 桜より松は二木を三月越し
仙台 あやめ草足に結ばん草履の緒
松島 松島や鶴に身をかれほととぎす(曽良)
平泉 卯の花に兼房見ゆる白毛かな
平泉 夏草や兵どもが夢の跡
平泉 夏草や兵どもが夢の跡(英語)
尿前 蚤虱馬の尿する枕もと
尾花沢 4句
尾花沢 涼しさを我宿にしてねまる也