百人一首クイズ4<恋編C>

百人一首の中の「恋」の和歌から番号の大きいものの1/3を集めたクイズを作りました。全部で14問あります。何問解けるかな!
3つの中から正解を選んで○をクリックしよう。
1.「今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを 人づてならで 言ふよしもがな」は、藤原道雅が、当子内親王との仲を裂かれた時に送った歌です。何を望んだのでしょう。

出家をしたい 直接別れを告げたい 一緒に逃げたい
2.相模の歌「恨(うら)みわび ほさぬ袖(そで)だに あるものを  恋に朽ちなむ 名こそ惜しけれ」の「ほさぬ袖」とはどういう意味でしょう。

破れた袖 汚れた袖 濡れた袖
3.恋をテーマとして優劣を競う歌合で、27歳の藤原俊忠(としただ:定家の祖父)と対戦した時、祐子内親王家紀伊は何歳だったでしょう。

70歳 27歳 17歳
4.「うかりける 人を初瀬の 山おろしよ はげしかれとは 祈らぬものを 」は、神仏に祈ってもかなわなかった恋の題で詠まれた歌です。初瀬とはどこの寺でしょう。

長谷寺 山寺 高野山
5.カルタ取りをする時、最初の一文字で下の句が分かる「一枚札」が百人一首には7枚あり、「む・す・め・ふ・さ・ほ・〇」と覚えます。最後にあてはまる一文字は何でしょう。


6.「長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものをこそ思へ」の歌で、乱れているのは黒髪と何でしょう。

7.道因法師は歌作りにとても熱心な人で多くの逸話が残っています。歌が上手くなるように毎月何をしたでしょう。
山にこもって歌の修行をした 住吉神社に徒歩で参拝した  願いがかなうように禁酒した
8.百人一首に選ばれた大納言経信、源俊頼朝臣、俊恵法師の3人の関係は何でしょう。
歌のライバル関係 同じ女性に恋歌を贈った関係 祖父・父・息子の関係
9.西行法師は花や月の歌が多いので、「花と月の歌人」と呼ばれています。月には恋の象徴の歌が多いようです。さて、彼が愛した花は何でしょう。


10.「難波江の 芦のかりねの 一夜ゆゑ 身をつくしてや 恋ひわたるべき 」は技巧的な歌で掛詞が三組もあります。「刈り根(刈り取った芦の根)」と「仮寝(旅先の仮の宿)」、「〇〇(ひとよ)」と「一夜(ひとよ)」、「澪標(みおつくし)」と「身を尽くし」です。

一世 一節 一代
11.「〇の緒よ 絶なば絶えね ながらへば 忍ぶることの よわりもぞする」の「〇の緒」とは魂を身体につないでおく紐のことで、ここでは命そのものをさします。〇に入る漢字は何でしょう。
髪(かみ) 玉(たま) 臍(へそ)
12.「見せばやな 雄島のあまの 袖だにも 濡れにぞ濡れし 色は変らず 」の歌で、「袖の色が変わる」とは、泣きすぎて涙が枯れてどうなることを表しているでしょう。

黄色の涙になる 血の涙が出る 青い涙に変わる
13.「わが袖は 潮干にみえぬ 沖の石の 人こそ知らね 乾く間もなし」 の歌が評判になり、二条院讃岐は人から何とよばれるようになったでしょう。

沖の二条院 潮干の二条 沖の石の讃岐
14.定家の歌「来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ」 の藻塩とは何でしょう。

海藻から採る塩 海藻のようにもつれた髪 塩からいワカメ

   


解説