百人一首クイズ3<恋編A>

百人一首の中の「恋」の和歌から番号の小さい1/3を選んでクイズを作りました。全部で15問あります。さあ、がんばろう!
3つの中から正解を選んで○をクリックしよう。
1.「あしびきの 〇〇〇〇の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む」は、長い秋の夜、恋しい人にも逢えずひとり寝る寂しさを詠んでいますが、長さを強調している動物は何でしょう。

狼(おおかみ) 山鳥(やまどり) 猪(いのしし)
2.「筑波嶺(つくばね)の 峰(みね)よりおつる みなの川  恋ぞつもりて 淵(ふち)となりぬる」の下の句は、恋心の高まりを何に重ねあわせて表現していますか。

川の流れ 空の広さ 峰の高さ
3.河原左大臣は、京都の東六条、鴨川(かもがわ)のほとりに河原院という豪華な別荘を造り、その庭園が評判になりました。どこの地方に似せたのでしょう。

隠岐(おき) 吉野山(よしのやま) 陸奥(みちのく)
4.「住の江の 岸による波 よるさへや 〇の通ひ路 人目よくらむ」の歌は、恋しい人が自分の〇にさえ現れてくれないと嘆いています。〇にあてはまる漢字はどれでしょう。


5.昔は干潟が広がり、芦がたくさん生えていて、歌枕になっていた難波潟とはどこのことでしょう。

東京湾 大阪湾 伊勢湾
6.元良親王の歌「わびぬれば 今はた同じ 難波なる 身をつくしても 逢はむとぞ思ふ」の「澪漂(みおつくし)」と「身を尽くし」が掛詞になっています。澪漂とは何でしょう。

船の櫂(かい) 船の碇(いかり) 航路を示す標識
7.素性法師の歌「今来むと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな 」の長月とは何月のことでしょう。
9月 10月 6月
8.「名にしおはば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな」のさねかずらは、昔は何に使ったでしょう。
馬の手綱(たづな) 香料 整髪料
9.「みかの原 わきて流るる 泉川  いつみきとてか 恋しかるらむ 」の歌の上の句は、同音の「いつ」を導きだす働きをしています。この技法を何というでしょう。
序詞(じょことば) 歌枕(うたまくら) 枕詞 (まくらことば)
10.「有明の つれなく見えし 別れより 暁ばかり うきものはなし」の歌の暁(あかつき)とはどの時間帯でしょう。

午後10時から午前0時まで 午前3時から日の出まで 日の出から午前7時まで
11.「忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな」の歌の「人の命」とは誰の命のことでしょう。

愛を誓った私の命 心変わりした男の命 昔の恋人の命
12.「浅茅生の 小野の篠原(しのはら) しのぶれど  あまりてなどか 人の恋しき」の歌の初句の読み方はどれでしょう。
あさじふ せんちう あさじゅう
13.「天徳内裏歌合」は後世の歌合の模範とされた歌合で、その中でも平兼盛と壬生忠見の結びの勝負は、歴史に残る名勝負として語り継がれました。どちらが勝ったでしょう。

壬生忠見 平兼盛 引き分け
14.壬生忠見の「恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそひ 思ひそめしか」の歌は「天徳内裏歌合」で誰と勝負をした歌でしょう。

平兼盛 源重之 壬生忠見
15.「契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波こさじとは」の清原元輔の歌は、どんな女性に贈られた歌でしょう。

逢ったことのない片思いの女性 相思相愛の女性 心変わりをした女性

   


解説