百人一首クイズ1< 秋編>

 百人一首の中の「秋」の和歌だけを集めたクイズを作りました。全部で17問あります。さあチャレンジ!
3つの中から正解を選んで○をクリックしよう。

1.「秋の田の かりほの庵(いほ)の とまをあらみ わが衣手は 露(つゆ)に濡(ぬ)れつつ」を詠んだとされる天智天皇ゆかりの神社はどれでしょう。毎年1月に「百人一首かるた名人位・クイーン位決定戦」が行われます。

春日大社 近江神宮 伊勢神宮
2.猿丸大夫の歌「奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く〇〇の 声聞く時ぞ 秋はかなしき」の〇〇に入る動物は何でしょう。

猿(さる) 馬(うま) 鹿(しか)
3.「千早ぶる 神代もきかず 龍田川  からくれなゐに 水くくるとは 」の「千早(ちはや)ぶる」は「神」にかかる〇詞です。次のどれでしょう。

枕詞(まくらことば) 序詞(じょことば) 掛詞(かけことば)
4.「吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 〇〇〇といふらむ 」の歌には漢字遊びが取り入れています。〇〇〇にあてはまる言葉はどれでしょう。

あらし ひさめ のわけ
5.「月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身ひとつの 〇にはあらねど」の歌で〇に入る季節は何でしょう。

6.「心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花 」の歌に詠まれた菊はどこの国から日本に入ってきた花でしよう。

オランダ 中国 インド
7.「山川に 風のかけたる しがらみは  流れもあへぬ もみぢなりけり」の―線部分の表現技法はどれでしょう。

体言止め 反復法 擬人法
8.「白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける 」の歌は、白露を何に例えているでしょう。

飛び散る玉 つなげた玉 くだけた玉
9.「八重むぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋はきにけり」という歌の、つる草がはびこっている荒れた家は、百年ほど前、誰の、どんな家だったでしょう。

恵慶法師が建てた大寺院 平清盛が住んでいた屋敷 河原左大臣の豪華な別荘
10.諸国を旅して歌を詠む漂泊の歌人として、後世の西行法師や松尾芭蕉などからも深く敬愛された歌人は誰でしょう。歌枕に強い関心を持ち、「〇〇歌枕」を記しました。

参因 能因 原因
11.良暹法師の歌「寂しさに 宿を立ち出でて ながむれば いづこもおなじ 〇〇〇〇〇〇〇」 の結句は、しみじみともの寂しい季節を詠んだ歌の始まりとして有名です。

夏の夕暮 秋の夕暮 春の曙
12.「夕されば 門田の稲葉 おとづれて 芦のまろやに 秋風ぞ吹く 」を詠んだ大納言経信は三つの才能を兼ね備えた人物でした。和歌と漢詩とあと一つは何でしょう。

武道 管弦 水泳
13.「契りおきし させもが露を 命にて あはれ今年の 秋も去ぬめり 」の歌は、約束が守られなかった嘆きを詠んだ歌です。どんな約束でしょう。

息子を大役に選んでほしい 歌合せで勝たせてほしい 娘と結婚してほしい
14.「秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の 影の〇〇〇〇」の歌の最後の4文字には澄みわたってくっきりしているという意味の言葉が入ります。何でしょう。
やさしさ うつくし さやけさ
15.「村雨の 露もまだひぬ まきの葉に 〇立ちのぼる 秋の夕暮 」は、刻々と変化する自然の様子を詠んでいます。〇に入る言葉は何でしょう。

雲(くも) 霧(きり) 霞(かすみ)
16.「きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 衣かたしき ひとりかも寝む」のきりぎりすとは現在の何という虫のことでしょう。

まつむし すずむし こおろぎ
17.「み吉野の 山の秋風 小夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり」の歌は、 秋の寂しさを強調するために何の音を詠みこんでいるでしょう。

衣を振って干す音 衣を機(はた)で織る音 衣を打つ音

   


解説