新聞記者への道 私たちの生活と情報
社説を書く体験を通して、情報を伝える難しさを体験できる！
　　　　　　　　
小学校 社会 ５年
　天気予報の情報収集の仕方が人によって違い、さらには農業や水産業などで働く人々にとっては大切な情報であることに気付くところを導入で取り上げたい。情報の大切さに気付くことで、情報産業に従事する人々の工夫や努力に目を向けていくからである。また、人々が多様な情報を多様に活用している事実から、学んだことを生かして自分たちも実際に情報発信したいという意欲にまで高め、情報を発信する楽しさや大切さ、難しさに気付かせたい。その際に、デジタルコンテンツを活用して社説を書く体験を行い、情報を発信する難しさを体験する。
　放送局や新聞社を見学して取材したことを新聞にまとめる際に、社説をどのように書けばよいかを資料をもとに考え、事実と意見をバランスよく書くことが大切であることをとらえる。
読売新聞社説　静止画
コンテンツを全員の前で提示し、新聞の社説の文末表現に注目して書き出す。事実と意見がバランスよく配置されていることをとらえさせる。
主な活動 指導上の留意点

１．インターネット上の新聞の社説を読み、文末表現から事実と意見に分ける。

ワークシート１
新聞記者は社説をどのように書いているのでしょう。この社説の文末を抜き出して、事実か意見か考えましょう。

　







２．最近身近に起こった出来事を社説にして、読む。

最近起こった身近な出来事を社説にして、読んでみましょう。


３．今日の学びを書く。
新しく発見したことや思ったこと、疑問などをワークシートに書きましょう。

・コンテンツ１の社説を全員の前で提示し、文末をマウスでなぞりながら、文末をワークシート記入させる。
・ワークシートに、それぞれの文末が事実か意見かを記入させ、その理由を発表させる。

コンテンツ１



・社説を書いたら、順番に全員に発表させる。聞き手である他の子どもたちに、１文読むごとに「事実」「意見」を判断して声に出すように指示する。




・ワークシートに３分程度で書かせる。
　授業場所 　　■教室　□特別教室　□体育館　□運動場　□屋外
　　□その他［　　　　　］
　授業形態 　　■一斉学習　□グループ学習　■個別学習　□補習　
　　□その他［　　　　　］
　ＩＴを活用する場面 　　□導入　□展開　■まとめ　□その他［　　　　　］
　ＩＴを主に活用する者 　　■教員　□学習者　□両方　□その他［　　　　　］
　ＩＴを主に活用する目的 　　■課題の提示　■動機付け　■教員の説明資料　
　　□学習者の説明資料　□繰り返しによる定着　
　　■モデルの提示　□失敗例の提示　□体験の想起　
　　■比較　□振り返り　■体験の代行　□その他［　　　　　］
　活用するＩＴ 　　■コンピュータ　■プロジェクタ　■スクリーン　
　　□電子ホワイトボード　□実物投影機　□デジタルカメラ　
　　□ビデオ　■インターネット　■デジタルコンテンツ　
　　□ＣＤ－ＲＯＭ　□スピーカー　□その他［　　　　　］