文明開化 明治維新をつくりあげた人々
探求しよう!文明開化でことはじめ、あれこれ。
        
小学校 社会 6年
 明治初めの銀座の風景模型を写真で観察し、江戸時代との違いを見つけて話し合う。文明開化によるくらしの変化を視覚的にとらえることができる。
明治時代の銀座の風景を手がかりに、社会の変化について話し合うことによって、欧米を手本とした文明開化による、人々のくらしの変化を理解する。
明治時代初めの銀座の風景模型  静止画
導入で、江戸時代と明治時代とのくらしの違いを見つける際の資料とする。
明治のもの初め年表  Web   最初の郵便ポスト 人力車  静止画
文明開化で始まったさまざまな文化を調べる際に、具体的な理解を促す資料とする。
福沢諭吉の肖像  静止画    学問のすすめ  テキスト
授業のまとめとして、明治の初め頃にはこれまでとは違った考え方が広がり始めたことを理解する際の資料とする。
主な活動 指導上の留意点

1 明治時代初めの銀座の風景模型の写真を見て、江戸時代にはなかったと思えることを、できるだけたくさん見つけて話し合う。ワークシート1

 コンテンツ1
 

明治時代の初め頃には、江戸時代とはくらしの様子がずいぶん変わりました。どんなところが変わったと思うか、できるだけたくさん見つけてください。

2 文明開化により明治時代から始まったものを調べて話し合う。

文明開化の頃に始まったものやできごとには、どんなことがありますか。

コンテンツ2

 

3 文明開化が始まった理由を考えて話し合う。

このような変化が起こってきたのはなぜでしょう。

4 「学問のすすめ」を基に、考え方の変化を読みとる。

コンテンツ3
    

・当時に銀座の風景を立体的にとらえるために、コンテンツ1を提示し、江戸時代のくらしとの違いを具体的に見つけることができるようにする。
・服装、乗り物、建物、ガス灯など、生活の多くの部分が西洋化したことを確認し、この変化を文明開化と呼ぶことを説明する。










・教科書の年表や資料を基に、どんなものがいつ頃始まっているかを調べて話し合う。
・文明開化の頃に始まったものがどのようなものであるかが具体的にイメージできるように、必要に応じてコンテンツ2 を提示する。
・現在と比較することによって、鉄道、ガス灯など形を変えながら続いているものがあることに気付かせる。











・文明開化が起こったわけを考え、話し合う中で、欧米の文化を採り入れながら近代化を進めようとしていたことに気づかせる。


・コンテンツ3 の肖像を見せた後、「学問のススメ」を読んで諭吉の考え方を知り、文明開化では、新しい考え方も広がり始めたことに気づかせる。
※ できれば,本時の前後に、身の回りにある明治時代に使われていた道具や建物について取材する体験活動を採り入れることが望ましい。
 授業場所   ■教室 □特別教室 □体育館 □運動場 □屋外
  □その他[     ]
 授業形態   ■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 
  □その他[     ]
 ITを活用する場面   ■導入 ■展開 ■まとめ □その他[     ]
 ITを主に活用する者   ■教員 □学習者 □両方 □その他[     ]
 ITを主に活用する目的   ■課題の提示 ■動機付け ■教員の説明資料 
  □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 
  □モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 
  □比較 □振り返り ■体験の代行 □その他[     ]
 活用するIT   ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン 
  □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ 
  □ビデオ ■インターネット ■デジタルコンテンツ 
  □CD−ROM □スピーカー □その他[     ]