わり算と分数 分数
デジタルコンテンツで問題把握を簡単にし、分数とわり算の関連の理解につなげよう。
      
小学校 算数 5年
 既習の整数のわり算の表し方と分数の意味を使って、整数の除法の結果を分数表すことを導き出し、わり算の結果を分数で表すことの良さを実感する。問題提示にピザ問題のデジタルコンテンツを活用し、分数には、1をいくつかに分けたうちのいくつ分という意味と、分母をわる数・分子をわられる数とするわり算の商という、2つの意味があることが、分かるようにする。
 割り切れない分数の商をきちんとした数で表せる分数の良さに気づき、整数の除法の結果を分数で表すことができる。
算数・数学の思考過程をイメージ化する動画素材集(23)ピザを分けよう 動画
問題提示に用い分割提示することにより、答えを導き出させ、追求の過程で分数の新しい意味に気づかせる素材とする。
主な活動 指導上の留意点
1.問題を把握する
「一人分のピザの量はいくらでしょう。」
(問題提示にコンテンツ活用)

 コンテンツ1
 

「2枚のピザを3人でピザをわけよう。一人分のピザの量はいくらでしょう。」
・2枚のピザを3人で分けるから、式は2÷3になるね。
・2÷3は、割り切れないね。
・どうしたら表せるだろうか。
・問題の答えは、図で表すと、どれだけになるだろうか。

1.「2÷3の商の大きさを説明しよう。」
  

「2÷3の商の大きさをノートに書いて説明しよう。」

2.3分の2の意味を、話し合う。

今までの3分の2は、「3つに分けたうちの2つ」の意味でした。今日学習した3分の2の新しい意味は何だろう。

分数には、1をいくつかに分けたうちのいくつ分という意味と、分母をわる数・分子をわられる数とするわり算の商という、2つの意味がある

3.商が小数で表せる場合について考える。
「ピザを4人で分けたらどうなるだろう」

4.練習問題をする。


・動画を参考にして、ノートに図を書き、問題を把握させる。

・商は小数では表せないことを確かめる。
・いろんな図を考えさせたい。
・2枚を3等分することは、1枚の3分の1を2つあわせたものであることを、各自の書いた図を見てとらえさせたい。




・一人分の量はいくらと表せばいいのかを、図をもとに考えさせたい。
・商を分数で表すことを考えさせる。



・既習の意味と比較して、新しい分数の意味を定義させる。
・分数には2つの意味があることを理解させる。








・商が小数で表せる場合について、商を分数にしてみる。

・練習問題を通して、商を分数で表すことについて、理解を深める。

 授業場所   ■教室 □特別教室 □体育館 □運動場 □屋外
  □その他[     ]
 授業形態   ■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 
  □その他[     ]
 ITを活用する場面   ■導入 ■展開 □まとめ □その他[     ]
 ITを主に活用する者   ■教員 □学習者 □両方 □その他[     ]
 ITを主に活用する目的   ■課題の提示 ■動機付け ■教員の説明資料 
  □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 
  □モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 
  □比較 □振り返り ■体験の代行 □その他[     ]
 活用するIT   ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン 
  □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ 
  ■ビデオ ■インターネット □デジタルコンテンツ 
  □CD−ROM □スピーカー □その他[     ]