かけ算の交換法則 九九の表
動く素材で、かけ算の交換法則がわかりやすくなります!
     
 
小学校 算数 2年
 かけ算の表を使って、かける数が1増えるとかけられる数はかける数と同じだけ増えること、かけられる数とかける数を入れ替えても答えは変わらないこと(交換法則)、同じ答えの九九はいくつもあることなどを理解していく。さらに動画素材も使い、かけ算の交換法則の理解を促す。
 かけ算の答えは「かける数」と「かけられる数」を入れ替えても同じになる(交換法則)理由がわかる。
かけざん(1) 動画
 3個ずつ同じ色のチョコが5色分。(3×5=15(個))5色分のチョコが3個ずつ。(5×3=15(個))二通りのくくり方でチョコの数をかけ算して求めると同じ答えになる。かける数とかけられる数を入れかえて計算しても答えは同じになる。
   
 
 
 
主な活動 指導上の留意点

かけ算九九の表を見て、同じ答えになる九九があることに気づく。

・6×8と8×6の答えは同じ

・7×4と4×7の答えは同じ

かけられる数とかける数が入れ替わったときには、どうやら答えが同じになりそうだと想像する。

1.3×5と5×3の答えが同じになる理由を、図を見ながら考えよう。  

ここに5色のチョコレートがあります。全部で何個あるかを数えます。どうやって数えたら早く数えられるでしょうか。

・1個ずつ数える。

・同じ色のチョコレートが3個ずつあるから、同じ色でそろえて並べてかけ算で求める。

2.並べたチョコレートの図を見ながら、どのようなかけ算九九ができるか考えよう。

自分のノートに図を写して、どのように考えたのかを書き込もう。

・3個ずつ5色あるので 3×5=15
     

・5個の組が3つできるので 5×3=15
     

3.考え方を比べてみよう。

スクリーンに映った図に自分が考えた解き方を書き込んで、考え方を比べてみよう。

・3×5と5×3は分け方が違うだけで、答えは同じになる。

4.わかったことを自分の言葉でまとめる。

 

・九九の表に答えを書き込んだときに気づいたことを自由に話させ、その中から同じ答えになる九九の中にはかけられる数とかける数が入れ替わっているものがあることに気づかせる。

 

 

 

・動画の最初の場面を見せて、課題を把握させる。      場面1
       


・動画のチョコレートが場面2のように並んだところで一旦止め、児童に考えさせる。

     場面2
       

・机間巡視しながら、一人一人の考え方を見取っていく。図と式とがあっていない児童はかけ算の仕組みがよくわかっていないので、個別に指導する。

 

 

 

・スクリーンに映した図に考え方を書き込ませて、2通りの考え方に気づかせる。

・児童に2通りの考え方を出させた後で、動画を最後まで見させて確認させる。

 授業場所   ■教室 □特別教室 □体育館 □運動場 □屋外
  □その他[     ]
 授業形態   ■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 
  □その他[     ]
 ITを活用する場面   □導入 ■展開 □まとめ □その他[     ]
 ITを主に活用する者   ■教員 □学習者 □両方 □その他[     ]
 ITを主に活用する目的   ■課題の提示 □動機付け ■教員の説明資料 
  □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 
  ■モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 
  □比較 □振り返り □体験の代行 □その他[     ]
 活用するIT   ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン 
  □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ 
  □ビデオ □インターネット ■デジタルコンテンツ 
  □CD−ROM □スピーカー □その他[     ]