中国との戦争が広がる 　　戦争と人々のくらし　　
映像の情報に目をこらすと．．．！
　　　
小学校 社会 ６年
　デジタルコンテンツの映像中の情報に着目させ，映像の中の軍隊がどこの国のものなのか，どこの国での戦いの様子なのかを話し合う。これらの戦いが行われた場所を地図上で調べて，満州事変を契機に日本が中国との戦いの場を次々に広げていった様子を確かめる。ＣＥＣの教育用画像素材集の動画クリップを利用する。
　日本と中国との戦争が中国全土に広がっていった様子を調べ，日本軍が中国の人々に大きな被害を与えたことや，中国の人々の抵抗の戦いを理解する。
　ＣＥＣ教育用画像素材集　満州事変　動画
「満州事変」を視聴し，映像の国の場所，映像の軍隊がどこの国のものなのか予想する。
　ＣＥＣ教育用画像素材集　南京占領　動画
　ＣＥＣ教育用画像素材集　第２次上海事変　動画
　ＣＥＣ教育用画像素材集　重慶爆撃　動画
　図書資料の内容を実写映像で確認したり，映像の内容を図書資料から調べたりするなど，児童がデジタルコンテンツを見る視点をもって活動できるように留意する。
主な活動 指導上の留意点


１．コンテンツ１（満州事変）を視聴し，映像に出てくる場所や軍隊が，どこの国のものなのかを予想する。
　　　　コンテンツ１
　　　　

日本は中国でどんな戦争を起こしていたのか調べよう。

２．教科書や，デジタルコンテンツを使って，日本が中国で起こした事件や，中国との戦争の広がり，そのときの中国の人々の様子などについて調べる。





３．調べて分かったことをまとめて発表する。

・日本は中国との戦場を次々に広げていった。
・日本は自国の繁栄だけを考えて戦争を進め，その結果多くの犠牲者が出た。
・中国の人々はねばり強く抵抗した。


・映像の内容から読み取るように助言する。

・必要に応じて再生を繰り返すなど，児童がコンテンツをじっくりと観察できるようにする。

　コンテンツ２，コンテンツ３，コンテンツ４
　　


・日本軍が進んだ地図や，コンテンツ２，３，４の映像をもとに，日本が満州国を作り，中国全土を戦場としていった様子をとらえさせる。
・図書資料の内容を実写映像で確認したり，映像の内容を図書資料から調べたりするようにさせ，児童がデジタルコンテンツを見る視点をもって活動できるようにする。

・学習を通して，児童が驚いたこと感じたことなども合わせ，具体的に説明するように助言する。
　授業場所 　　■教室　□特別教室　□体育館　□運動場　□屋外
　　□その他［　　　　　］
　授業形態 　　■一斉学習　□グループ学習　■個別学習　□補習　
　　□その他［　　　　　］
　ＩＴを活用する場面 　　■導入　■展開　□まとめ　□その他［　　　　　］
　ＩＴを主に活用する者 　　■教員　■学習者　□両方　□その他［　　　　　］
　ＩＴを主に活用する目的 　　■課題の提示　□動機付け　■教員の説明資料　
　　■学習者の説明資料　□繰り返しによる定着　
　　□モデルの提示　□失敗例の提示　□体験の想起　
　　□比較　□振り返り　■体験の代行　□その他［　　　　　］
　活用するＩＴ 　　■コンピュータ　■プロジェクタ　□スクリーン　
　　■電子ホワイトボード　□実物投影機　□デジタルカメラ　
　　□ビデオ　□インターネット　■デジタルコンテンツ　
　　□ＣＤ－ＲＯＭ　□スピーカー　□その他［　　　　　］