月の動きをまとめよう 月と星
夜しか見えない月もデジタルコンテンツなら昼間の学校でもバッチリ！
　　　　　　
小学校 理科 ４年
　月を昼間に見ることはなかなかできないが，デジタルコンテンツを使うことでその位置や動きを学校にいる時間でも確認することができる。本授業では，家庭(課外)での観察のあと全員で月の動きや形について共通理解するためにデジタルコンテンツ(フリーのシミュレーションソフト)を活用し，理解を深める。
・月の動きを観察して，時間とともに位置が変わっている様子を記録することができる。
・月は太陽と同じように，東から西へと動いていることを理解するとともに，その動きを時間と関係づけて考えることができる。
・月は観察する日が違うと，形が違って見える。
ステラシアターLight　フリーソフト
　観察する日や時刻を設定すると，その時の月の形や位置を示すことができる。また，自動再生（時間を早送りして示す機能）をすると，時間とともに月が西から東へ動いていく様子がよく分かる。

※使用するには，事前にダウンロードとインストールが必要。
主な活動 指導上の留意点

１．家庭で観察してきた月の動きや形について，観察記録をもとに話し合うことを確認する。

観察したことから，月の動きについてまとめよう

２．観察記録を実物投影機でスクリーンに投影し，児童が観察してきた月の位置が，時間とともにどのようになったか話し合う。
・時間がたつと，位置が変わっていた。
・西から東の方へ動いていた。
・時間がたっても形は変わっていない。
・何日かたつと，月の形が変わっている。

３．ソフトウエア（ステラシアターLilght)で時間とともに変化する月の動きを示し，観察記録をもとに話し合った月の動きと同じであることを確認する。
ソフトウエアで，昨日の月が時間とともにどのように動いたか確かめてみよう。
また，何日かたつと，月の形が変わっているかも確かめよう。
コンテンツ１

・月は東から南の空を通って西にうごくんだな。
・時間がたって位置が変わっても月の形は変わらないんだな。
・月の動きは，太陽の動きと似ている。
・月は，観察する日によって，違った形に見えるんだな。

４．学習のまとめをする。

・あらかじめ，数日間をおいて２日間，月の様子を家庭で観察するように指示しておく。




・実物投影機で，できるだけ多くの児童の観察記録を投影し，月の動きや形に関して規則性がないか話し合うようにする。



　　　　　　　　　





・児童の話し合いから出された月の動きや形の変化に関する予想と比較しながら，ソフトウエアでのシミュレーションを見るように指示する。



コンテンツ１

・時間があれば感想を書かせるとよい。　　　　　　
　授業場所 　　■教室　□特別教室　□体育館　□運動場　□屋外
　　□その他［　　　　　］
　授業形態 　　■一斉学習　□グループ学習　□個別学習　□補習　
　　□その他［　　　　　］
　ＩＴを活用する場面 　　□導入　■展開　□まとめ　□その他［　　　　　］
　ＩＴを主に活用する者 　　■教員　□学習者　□両方　□その他［　　　　　］
　ＩＴを主に活用する目的 　　□課題の提示　□動機付け　■教員の説明資料　
　　■学習者の説明資料　□繰り返しによる定着　
　　□モデルの提示　□失敗例の提示　□体験の想起　
　　□比較　□振り返り　■体験の代行　□その他［　　　　　］
　活用するＩＴ 　　■コンピュータ　■プロジェクタ　■スクリーン　
　　□電子ホワイトボード　■実物投影機　□デジタルカメラ　
　　□ビデオ　□インターネット　□デジタルコンテンツ　
　　□ＣＤ－ＲＯＭ　□スピーカー　■その他［ソフトウエア］