ketueki

　全身をめぐる血液

動物のからだのはたらき

そうだったのか！　コンピュータアニメーションでイメージが広がる身体の不思議！

小学校

理科

６年

　人の体の循環器や血液のはたらきの学習は，実物を学習の素材とすることができにくい。そのため，循環器や血液のはたらきに対してイメージを持ちにくい。そこで，動画デジタルコンテンツを活用して調べることで，静止画像や文字情報だけではつかみきれない実際の循環器や血流の様子やはたらきまで理解することができる。

・全身の血液の通り道と血液のはたらきについて，資料をもとに調べることができる。
・血液は，体中をめぐりながら酸素や養分を運ぶはたらきをしていると考えることができる。
・血液は，心臓のはたらきで体内をめぐり，酸素や二酸化炭素，養分などを運んでいることを理解する。

コンピュータ図鑑～人体編～

メニューから，コンテンツに進んでいくようにできており，「心臓の動き」「血液の流れ」「ガス交換のしくみ」など，詳しい説明とアニメーションで，それぞれのはたらきについてイメージを持たせやすくしている。児童の調べ学習に活用する。

※「コンピュータ図鑑」は株式会社ラティオインターナショナルより市販されている図鑑ソフト

主な活動

指導上の留意点

１．身体に取り込まれた酸素や養分を全身に送っている血管は，どのようにつながり，血液はどこを流れているか予想し，話し合う。

血管は，どのようにつながり，血液は，からだのどこを流れているのだろうか？

・血管は身体全体に広がっている。
・心臓から送り出され，肺や腸も通っている。

２．教科書や図鑑･コンピュータなどの資料を活用して，血管や血液の流れについて調べる。
コンテンツ１

・血管はだんだん枝のように分かれて細くなっていく。
・からだのすみずみまで細い血管がのびている。
・肺で，ガス交換をして，酸素を体の中に送っている。

３．心臓，肺，全身の血管など，血液の通り道について調べたことを略図に表して血液のはたらきをまとめる。

全身の血液の流れをわかりやすく図で表して，血液のはたらきについてまとめよう

・運ばれている酸素や二酸化炭素の動きを示してみよう。
・養分がどのように運ばれているかを書いてみよう。

・心臓が，そこからつながる血管で全身に血液を送り出していることは確認しておく。

・話し合いの観点として，「心臓･肺･小腸などの養分を取り入れるところなどと血管とのつながり」「部位による血管の太さの違い」などの観点を示しておくとよい。

・コンテンツ１の他にも，調べられる資料をできるだけ多く用意しておく。

コンテンツ１

・資料の丸写しにならないように，「友だちにも分かるようにまとめる」などのアドバイスをする。

・児童がまとめた図を実物投影機で全員に示したり，コンテンツ１の血液の流れのアニメーションなどを示したりして，血液が全身をめぐり，酸素や養分を運んでいることを確認する。

・時間があれば、感想を書かせるとよい。

授業場所	■教室　□特別教室　□体育館　□運動場　□屋外　　□その他［　　　　　］
授業形態	■一斉学習　□グループ学習　□個別学習　□補習　　　□その他［　　　　　］
ＩＴを活用する場面	□導入　■展開　□まとめ　□その他［　　　　　］
ＩＴを主に活用する者	■教員　■学習者　□両方　□その他［　　　　　］
ＩＴを主に活用する目的	□課題の提示　□動機付け　■教員の説明資料　　　■学習者の説明資料　□繰り返しによる定着　　　□モデルの提示　□失敗例の提示　□体験の想起　　　□比較　□振り返り　■体験の代行　□その他［　　　　　］
活用するＩＴ	■コンピュータ　■プロジェクタ　■スクリーン　　　□電子ホワイトボード　■実物投影機　□デジタルカメラ　　　□ビデオ　□インターネット　□デジタルコンテンツ　　　□ＣＤ－ＲＯＭ　□スピーカー　■その他［図鑑ソフト］