方言と共通語   方言と共通語
各地の方言や共通語がクリップで聞き比べられるよ!
      
小学校 国語 5年
 方言と共通語WEBを利用して、共通語及び各地の方言で話す同じ内容の動画クリップを閲覧し、それぞれが、どういった場面で使われると適切かを、具体的な場面の例を子どもたちに提示しながら考え、その役割や特徴から共通語及び方言とは何かを知り、使い分けについて考える。
 方言と共通語の特徴や違いについて知り、使い分けについて考える。
共通語 動画 15秒
 方言の動画との対比の中で、共通語の役割や特徴をつかむために利用
方言(各地方) 動画  各15秒
 共通語の動画クリップとの対比の中で、方言の役割や特徴をつかむために利用
主な活動 指導上の留意点

1 方言と共通語を学習することを知る.
2 コンテンツ1(共通語動画)を見る。
           
3 コンテンツ2(方言動画)を見る。
              

・共通語で話すコンテンツ1の動画と、方言で話すコンテンツ2の動画を比較して見ることにより、使う場面の違いについて考えさせる。

・各地方の方言動画を予め教師が視聴し、学校に適した方言を選択する。

・動画を見せるとき、これが「共通語」、これが「方言」という言葉を使って見せることにより、違いを意識させる。

・メディアプレーヤーのウィンドウは、プロジェクターの機能でズームすると視聴しやすい。

・多くの方言を味わうのは次々とし、本日は共通語との差異をつかむねらいの為、1~2地方に留める。

4 コンテンツ2(方言動画)のような話し方で、ニュースが流れたらどうなるかを考え発表する。

この方言のビデオのような話し方で全国ニュースが流れました。あなたはどう思いますか。

5 コンテンツ1(共通語動画)でニュースを話すとよいところは何かを考え発表する。

この共通語ビデオのような話し方で全国ニュースが流れました。あなたはどう思いますか。

6 コンテンツ1(共通語動画)が、共通語であることを知り、共通語とは何か、どういった時に必要かをワークシートにまとめ発表する。    ワークシート

・方言でニュースを話すと話の内容が分からない人が出てくることに気づかせる。

・津波など緊急ニュースの時、正確に伝わらず困ることなどを押さえる。


・共通語で話せば、どの地方の人にも正確に伝えられることを押さえる。

・どの地方の人にも通じることばを「共通語」ということを確認する。

7 コンテンツ1(共通語動画)を再度見て、この動画ように、共通語で家族から話しをされると、どのような感じがするかを考え、ワークシートに書き、発表する。
 ワークシート

家族が家で食事をしている時、このような共通語で話をされたら、どんな感じがしますか。

8 コンテンツ2(方言動画)が方言であることを知り、方言の特徴は何か、方言とは何かについてワークシートにまとめ、発表する。 ワークシート

コンテンツ1(共通語動画)の動画を家族の会話の視点で考えるので、再度見せる。

(例)
・よそよそしい。冷たい。堅苦しい。気持ち悪い。といった共通語のイメージが予想される。



・自分たちの地方独特の表現を多く含んだ言葉づかいを「方言」といい、人々の気持ちや感覚をぴったり言い表すことができることを押さえる。
9 どういう時に方言を話し、どういう時に共通語を話すのがふさわしいか考え、ワークシートに書き、発表する。
ワークシート

10 教科書P31~P33までを読み、方言と共通語について確認する。
・共通語の大切さと、方言のたのしさを伝えて、時と場合によって使い分けることが大切であると理解させる。
 授業場所   ■教室 □特別教室 □体育館 □運動場 □屋外
  □その他[     ]
 授業形態   ■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 
  □その他[     ]
 ITを活用する場面   ■導入 ■展開 ■まとめ □その他[     ]
 ITを主に活用する者   ■教員 □学習者 □両方 □その他[     ]
 ITを主に活用する目的   ■課題の提示 ■動機付け □教員の説明資料 
  □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 
  ■モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 
  ■比較 □振り返り □体験の代行 □その他[     ]
 活用するIT   ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン 
  □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ 
  □ビデオ ■インターネット ■デジタルコンテンツ 
  □CD-ROM ■スピーカー □その他[     ]