たねから芽が出たよ たねをまこう
「種って本当に生きているんだね!」動画で発芽をくっきり印象づける。
               
小学校 理科 3年
 自分でまいた種が発芽した様子を観察してスケッチをしたり、種から双葉までの動画を見たりすることを通して、時間の経過による種の変化を理解する場面である。ここで種がどのように変化していったかをとらえやすい動画コンテンツ(微速度撮影)を見ることによって芽や葉の成長の様子や順序性を理解する。
 植物のたねをまいてしばらくすると,芽が出て,葉が出てくることがわかる。
種の吸水 動画(17秒)
種が吸水して大きくなる点に注目させるために、物差しの目盛りに注目させ繰り返し再生して利用する。
発芽   動画(18秒)
発芽時の芽の上方向の伸びと横方向の広がりに注目させるために途中で数回止めて、それを確認しながら再生して利用する。
根の成長  動画(17秒)
発芽時の芽と根の成長を比較して、その順序性を理解させるために途中で数回止めて、それを確認しながら再生して利用する。
主な活動 指導上の留意点

1.1週間前に自分でまいたたねから出たふたばの様子を観察してくわしくスケッチする。
・芽が出ているぞ。
・ふたばはうすいみどりいろだな。

自分の種はどうなっているかをよく見て、
 ノート1ページに大きくスケッチしなさい。
気がついたことをことばにもしておきましょう

2.種からどんなふうにふた葉が出てきたか予想する。

種とふた葉までの間のかわる様子がわかるように図や言葉で書きなさい。

3.予想した成長図を発表し、予想を交流する。
・根っこはどんなふうになっているのかな

 図を黒板に書いて、予想を交流しましょう。

4 時間の経過による種の変化を、微速度撮影の動画を見て理解する。
・芽が生きているみたいに動いておもしろいな。

予想と合っているか動画を見てみましょう。
 これらは1日を数秒に縮めたものです。
【コンテンツ1】初めはどう変化するかな。
【コンテンツ2】芽はどう伸びるかな。
【コンテンツ3】土の中はどうなっているかな。
        土の上と比べてみましょう。




5 観察や動画の視聴からわかったことをまとめる。

動画を見てわかったことをノートに図やことばで
書いてまとめましょう。

・観察の時に虫眼鏡を使えるように、用意しておく。
・早く書いた子には気がついたことをメモするように指示する。
・ふた葉の形や色に注目して、ノートに大きく、くわしく書いているか。

・種からふた葉までの間の様子を図や言葉で表現させる。
・予想を助けるために3枚の図を使って表現させる。


・2枚目の図とことばを黒板に5名程度に発表させる。
・質問や似ている予想を聞き出して交流を促す。

コンテンツ1
コンテンツ2
コンテンツ3

・どのクリップも初めは止めないで2回見せる。
・その後、要所で再生を止めて、変化を確認したり、気がついたことを発表させることにより全体に広めていく。

・わかったことを図や自分のことばで
端的にまとめさせる。
 授業場所   □教室 ■特別教室 □体育館 □運動場 □屋外
  □その他[     ]
 授業形態   ■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 
  □その他[     ]
 ITを活用する場面   □導入 ■展開 □まとめ □その他[     ]
 ITを主に活用する者   ■教員 □学習者 □両方 □その他[     ]
 ITを主に活用する目的   □課題の提示 □動機付け ■教員の説明資料 
  □学習者の説明資料 ■繰り返しによる定着 
  □モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 
  ■比較 □振り返り ■体験の代行 □その他[     ]
 活用するIT   ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン 
  □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ 
  □ビデオ □インターネット ■デジタルコンテンツ 
  □CD−ROM □スピーカー □その他[     ]