アサガオの種のでき方 植物の実や種のでき方
種になるのは、どこかな？
　 　
小学校 理科 ５年
　まず５枚のアサガオのコンテンツ写真（花から種までの違う時期のもの）を提示して「アサガオの成長クイズ」を行い植物の実や種のでき方について興味を持ち進んで調べようとする意欲を持つことができるようにする。
　次に、正しい順に並び替えたコンテンツ写真の変化の様子から、花のどこの部分が種になるのか予想を立て、その部分は花の内部では実際にどうなっているのかを観察したり、花のつくりを調べたりする。
　植物の実や種子のでき方に興味を持ち、進んで調べる意欲を持つとともに、花にはおしべ、めしべ、がく、花びらなどがあることを知り、そのうちのどこが種へと変化するのか予想を立てることができる。
アサガオの花から種までの間の画像５枚（異なる時期のもの）　静止画
アサガオの成長クイズをして、植物の実や種のでき方について興味を持たせるために提示する。
アサガオの花から種までの順に並んだ画像　静止画
本指導案では、コンテンツ１を使ったアサガオの成長クイズの回答を示すために提示する。
アサガオの花を切り開いた画像２枚　静止画
　花の内部の全体画像は、アサガオの花のつくりを観察して調べた後に、各部分の名前を確認するのにを利用し、子房の拡大画像は、子房のふくらみが種になるという予想が出たときに利用する。
主な活動 指導上の留意点

１．植物の実や種のでき方について関心を持つ。

　アサガオの写真です。花から種へと成長する順に並び替えてみましょう。
コンテンツ１　　
　　　　　　　
　　　　　　コンテンツ１-①　　　　コンテンツ１-②
　　
コンテンツ１－③　　コンテンツ１－④　　コンテンツ１-⑤
・③－⑤－②－④－①だと思う。
・花びらがだんだんしおれて、代わりに根元がふ　くらんでいっている感じ。

２．花のつくりを観察し、各部分の名前を知ると　　ともに、その中のどの部分が種へと変化する　　のか予想する。
　
　アサガオの花のどの部分が種へと成長すると思いますか？花をたてに半分に切って観察して、考えましょう。
・アサガオの根元のところがふくらんで、種にな　ると思う。
　コンテンツ３
　　　　　　　
　　　　　　　コンテンツ３－①
・しろいひげのようなものは、形が２種類ある
。
・真ん中のひげの根元がふくらんでいる。

・アサガオには、おしべが５本、めしべが１本あ　るんだね。

・めしべの根元のふくらみが子房、下の緑色のと　ころは、がくというんだね。

・子房のところのふくらみがだんだん大きくなっ　て種になりそうだね。

・花から種子への変化の成長クイズをコンテ　ンツ１を用いて行い、関心を持たせる。
・コンテンツ１のアサガオの画像（静止画５　枚）をランダムに見せ、正しい変化の順に　並び替える作業をすることで、花の形に注　目するようにさせたい。
・クイズの回答は、コンテンツ２を使って提　示する。
　　　コンテンツ２
　　　　　　　


・コンテンツ２を用いて成長の順を確かめた　後、花のどこが種へと変化しているのか投　げかけ、直感的な予想をさせてから観察に　入るようにする。

・アサガオの花の中には、どんな形の部分が　あるのかを観察し、ノートに丁寧にスケッ　チさせる。

・スケッチしたアサガオの内部のどの部分が　種へと変化するのか改めて予想し、印をつ　ける。

・スケッチが終わったあと、コンテンツ３－　①（花の内部の全体写真）を利用して、花　の各部分の名称（おしべ・めしべ・がく・　花びら・しぼう）を確認する。

コンテンツ３
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　コンテンツ３－②
・子房のふくらみが種になるという予想が出　たとき、コンテンツ３－②（子房の拡大写　真）を提示する。
　授業場所 　　■教室　□特別教室　□体育館　□運動場　□屋外
　　□その他［　　　　　］
　授業形態 　　■一斉学習　□グループ学習　■個別学習　□補習　
　　□その他［　　　　　］
　ＩＴを活用する場面 　　■導入　■展開　□まとめ　□その他［　　　　　］
　ＩＴを主に活用する者 　　■教員　□学習者　□両方　□その他［　　　　　］
　ＩＴを主に活用する目的 　　□課題の提示　■動機付け　■教員の説明資料　
　　□学習者の説明資料　□繰り返しによる定着　
　　□モデルの提示　□失敗例の提示　□体験の想起　
　　□比較　□振り返り　□体験の代行　□その他［　　　　　］
　活用するＩＴ 　　■コンピュータ　■プロジェクタ　■スクリーン　
　　□電子ホワイトボード　□実物投影機　□デジタルカメラ　
　　□ビデオ　■インターネット　■デジタルコンテンツ　
　　□ＣＤ－ＲＯＭ　□スピーカー　□その他［　　　　　］