概要説明  【ゲームの特徴】 
1 デジタルとアナログの融合
 「おくのほそ道」は、江戸時代の俳人である松尾芭蕉が、各地の歌枕を訪ねて江戸から東北地方をまわり、日本海側を通って美濃の国(今の岐阜県)の大垣に至る全長約600里(約2400km)、約150日の旅を紀行文学としてまとめたものです。
 
芭蕉は「旅人」でありたいという心をいつも持ち続けていました。真の旅人として俳諧の道を究めることこそが、芭蕉の願いでした。
 
このゲームを通して、蕉風という新しい俳諧の世界を創り上げた芭蕉の句や、推敲に推敲を重ねた名文を楽しみながら、旅する心を存分に味わってください。
 まず最初にリンクされているファイルを印刷して、すごろく盤コマサイコロ、各種カード( 得点カード歌枕カードアイテムカードごほうびカード)を準備してからげーむをはじめてください。
 ゲームは普通のすごろくと同じですが、各マスに止まったらPC(タブレット)上のマスをクリック(タップ)して簡単なクイズに答えてポイントをゲットしたり、イベントを楽しんだりしてください。最後にすてきなごほうびもあります。
2 みんなでできる
教室で3~5人でゲームを競います。楽しみながら「おくのほそ道」の学習効果も上がります。もちろん、すごろく盤等を何セットか準備すればもっとたくさんの人であそべます。
3 内容は「すごろく」と連句会 
 コンテンツ内容は2種類あります。すごろくは50分の授業で完結できるようにになっています。さらに深めたいときは、「連句会」で、「おくのほそ道」の俳句を元に連句の世界を楽しみましょう
4 俳句を味わおう
 各マスに入ったら,そのマスの地で芭蕉や曾良が詠んだ俳句を紹介しています。各地での出来事のあと、どんな俳句が詠まれたのかを確認してじっくり味わってください。
5 本文を読みながら、芭蕉一行の旅先でのできごとや、彼らが出会った人を知ろう
 各マスに入ったら、そのマスの本文をはじめ、分かりやすい現代語訳を見ること、本文の朗読音声などを聞くことができます。 
6 歌枕カードで松尾芭蕉の旅の目的を振り返ろう。
 芭蕉は、「おくのほそ道」で昔の和歌などに詠まれている場所(歌枕)を訪ねています、歌枕の地を訪ねることが、これがこのたびの目的の1つともなっています。その土地々々でどんな歌枕の地があり、どんな和歌が詠まれていたのかも考えてみましょう。
  7 アイテムカードでラッキー得点
 芭蕉が訪れた各地で実際に食したものや手にしたもの等を中心に紹介し、アイテムカードと各マスにして設定しました。これでラッキーな得点が加算されます。  
8 そのほかにも…  
 このゲームの仕掛けは上記のことだけではありません。もっとほかにも探してみてください。  
すごろくゲーム