円光寺 資盛配流の地 亀山市関町
九我
<人物>
平 資盛
<関連する章段>
巻1の11
巻7の12・14・19
巻8の4
巻9の8
巻10の1・14
巻11の10 

鈴鹿峠の麓、関町久我の光円寺という浄土真宗高田派の寺院です。平資盛(すけもり)が10歳くらいの頃に、関町久我に流されていたことから、平家ゆかりの寺とされています。平資盛は、維盛の弟で、平清盛の孫にあたります。1170年、資盛が、都大路で行き合った関白藤原基房に道を譲らなかったため、父の重盛が資盛を戒める為、伊勢国久我の庄に配流したということです。 資盛はここで土地の豪族の娘と恋し、盛国という子をもうけました。