|
伊勢市豊川町 伊勢神宮外宮 |
<人物> 平 清盛 |
<関連する章段> 巻1の3・4・6・9・11 巻2の3・4・6・7 巻3の3・11・15 巻4の4・5 巻5の1・3・4・12・13・14 巻6の4・5・7・8・9・10 |
参道をはさんで手水舎の反対側に楠の大木があります。二本のように見えますが一株で、樹齢900年以上の古木です。平清盛が勅使として参向したとき、この木の枝が冠に触れたため、怒って西側の枝を切らせたという伝承により、この名で呼ばれています。記録によれば清盛は勅使として神宮を3度訪れています。「伊勢参宮名所図会(いせさんぐうめいしょずえ)」には「昔 小松内大臣重盛公 勅使として参向の時 冠にさわるべしとて 西にさしたる枝を 伐らせられし事有 これを里俗あやまりて 清盛楠といふなるべし」と記されています。 |
|||