平家落人の里 六代の墓

松阪市嬉野町
日川
<人物>
六代御前
<関連する章段>
 巻10の1
巻12の7・8・9

旧一志郡嬉野町の中心部より、県道嬉野美杉線を西に向かい、嬉野宮野町の「なめり湖」よりさらに南の日川という集落は「平家落人の里」と呼ばれています。8軒ほどの小さな集落で、六代が家来とともに源氏の追討から逃れて隠れ住んだと伝えられています。六代は、平維盛の長男で、源平合戦の頃は、京都に残っていたため、父・維盛とは行動を共にしていません。平家滅亡後、斬首となるところを文覚に救われ、その後出家して「妙覚」となりました。