安濃津(あのうつ)

津市阿漕浦海浜公園 <人物>
平清盛
<関連する章段>
巻1の3・4・6・9・11
巻2の3・4・6・7
  巻3の3・11・15
巻4の4・5
巻5の1・3・4・12・13・14
巻6の4・5・7・8・9・10

伊勢平氏が活躍した安濃津(あのうつ)は、安濃川口、阿漕浦(あこぎがうら)一帯です。かつては古代三津(他は薩摩の坊津、筑前の博多津)の一つで、水深のある良港で、伊勢平氏の軍港・商港でした。「平家物語」には、平清盛が伊勢の海(安濃津か)から乗船し熊野参詣した時、大きな出世魚の鱸(すずき)が船に飛び込んできたので、料理して食べさせたと記されています。